現在「トライフ」という名の会社がこの狭い日本で多く出現、「トライフ」とGoogle検索をすると当社以外の業者が上位表示されるなど、お客様やお取引先様に置かれましては、混乱とご迷惑をおかけしていることに深くお詫び申し上げます。
2006年8月、この会社を作る際にどのような名前が自分の会社にとってふさわしいか考えを重ね、また同名の会社が世界に存在しないかを確かめ命名・登記しました。
以降コンサルティングやブランドプロデュース事業を多く行ってきた中で、ブランド名の商標登録や認知向上などは行ってきましたが、自分の名前である会社名については表に出して売り込むことはあまりしませんでした。
しかし、自社ブランド事業を立ち上げ、様々な賞やメディアで取り上げられることで、会社名の「トライフ」の露出や知名度が上がってくるようになりました。
また2012年に新たな自社ブランド事業であるオーラルピースプロジェクトを立ち上げ、横浜ビジネスグランプリ最優秀賞やジャパンベンチャーアワード優勝など様々な賞を受賞し、メディア露出も増え、会社に対する認知度が高まる中、SEO対策や企業イメージアップの便乗となるような同名の会社が乱立してしまう現状となってしまっていました。
さらにデザインとしては、グッドデザイン賞を受賞した後には社名だけでなく、ロゴマークも同じくした製品の出現もありました。
インターネットで社名検索も容易にできるこの時代に、この狭い日本で同名の会社や、ロゴマークまで模した製品の出現など、多くの消費者や取引先様に混乱を与えてしまう事態となってしまったことをお詫び申し上げます。
理由としては、商標である「オーラルピース」等は、商標登録により法的に保護することは可能でしたが、会社名は商標登録等ができず、法律でも唯一性を守ることができず現状に至ってしまいました。
また、オーラルピースのロゴマーク等も商標登録の分類の中で、自社製品に関わる分類しのみしか取得できず(45種類の商標区分がありますが全区分・全製品カテゴリーでの商標登録には莫大なお金がかかり、資金力の乏しいベンチャー企業では実質全区分の商標を取得し守ることは不可能です)、歯磨き・口腔ケア製品以外の他の区分(製品)でオーラルピースと同じロゴマークを使用した生活用品が出現してしまうなど、この日本において残念なことになっています。
同一名の会社の出現や他商標区分での同じロゴマークの製品の出現はこの隙を突かれた感じになります。
当社の製品と勘違いして購入された方からの問い合わせや、SEO対策業務の問い合わせ、生活サービスや仲介サービスの問い合わせ確認等も多く、日本中の国民の方に混乱を与えてしまい本当に申し訳なく思います。
また関連性はわかりませんが、そのためか当社ホームページに対し、当社の存在を隠すために、外部業者を使ってなどGoogle上での表示を操作して上位に表示されないようにする逆SEOやブラックハット、海外のアダルトサイトへのリンクなど様々な妨害行為を受けてきました。
社名は子供の名前をつけるように創業者が一所懸命に考え、創造し、命名したものです。マーケッターにとってネーミングとは非常にクリエイティビティとオリジナリティを要求されるコピーワークで、ブランド名同様に尊重されるべきものです。
また以前に東京オリンピックのロゴマークの事件がありましたが、ロゴマークのデザイン等もそれぞれのデザイナーが自身のクリエイティビティにより考え出し製作するもので、そのクリエイティビティは国際社会の中で守られるべきものです。
そのような知的財産やクリエイティビティ、個性を簡単にコピーに手を出してしてしまうことは、とても残念なことと思います。また以前のオリンピックのロゴ盗用事件のようにデザイナーとしての全てのキャリアや企業としての信頼を一気に失い、一生涯にわたってその行為は残り続けることになります。
以前までは、そのようなブランドやブランドネーム、ロゴマークのコピーは、中国企業に多くみられたことですが、現在では中国でもそういった他の人のクリエイティビティや知的財産へのリテラシーや企業倫理高まり、近年ではそういった社名乗っ取り、ロゴマーク盗用等の、ビジネス界における弱いものいじめ、マウント行為、不誠実な事件は減少傾向にあります。
一方、この日本において、日本企業がそのようなことが当たり前のように行われることは、企業コンプライアンス等において由々しき事態と捉えています。
そのコピーした商標保護のために、他分類での商標登録を進め、法的にはクリアしこの行為を正当化、法的に争える体制に持って行ったとしても、またこの事実を隠そうとしても、企業の取った行動と倫理観、姿勢は多くの消費者・ステークホルダー、国民は分かっています。
また他社の社名を自分のものとし営利活動に励む企業に勤める社員の方々、そのお子様はじめ家族の方々、株主、ステークホルダーはじめとした多くの人たちとその家族は、関与した人のために子々孫々までさぞ肩身の狭い思いを余儀なくされると思うと、そういった行為を行った経営陣、経営者、担当者の方の多くの方に対する責任は重いとか思います。
また企業イメージや人材確保などの面においても、デジタルネイティブな学生や取引先はこれら事実、企業のあり方や姿勢、その経営者の資質を知ることとなり、企業経営に大きなダメージを受けなねない大失態に転がり落ちる可能性も否めないのが事実です。
他の人の個性をリスペクトすることは大切です。
オリンピックの競技と同じように、日々の仕事や生き方においてもマウント行為や、弱いものいじめ、ずるいことはせず、正々堂々とそれぞれの個性を発揮して、それぞれの方法で世の中にとって良い取り組みを行うのが、自分の子供や孫、子孫にまで恥ずかしい思いをさせない、生き方と考えます。
株式会社トライフ オーラルピースプロジェクトは、障害児の親の会が母体となり、全国の障害者やその家族が生きていくために、その困難を乗り越えていくという意味で、
「TRY MY LIFE・TRY YOUR LIFE・TRY OUR LIFE・TRY OUR FUTURE=自分たちの人生や困難に挑戦し未来を拓こう」、
「T’s Life=障害児の親となった創業者の背負った使命と人生」、
という意味で名づけられました。
日本の障害者は約800万人、親だけでも1600万人、家族を入れれば数千万人の関係者がいます。その想いや願いをのせて株式会社トライフは活動をして参りました。
そしてその誠実な取り組みは、多くの人に支えられ、世界に広がり、宇宙に採用されるなど、埋もれることなく、大資本や大企業、この社名が欲しい他の企業に屈せず、これからもっと世界で有名になっていこうと考えています。
日本だけでも障害者およびその家族は数千万人、世界では数億人。一人一人は弱くても、弱いものたちが皆で手を組んで、誠実な事業に真摯に取り組み、100名を超える各界のプロフェッショナルなプロジェクトメンバーとともに株式会社トライフを世界に、そして宇宙に広めていきたいと考えています。
〈世界中の皆様・そして日本全国の心ある皆様へ〉
株式会社トライフは、私たちのことです。今まで黙って参りましたが、この株式会社トライフ オーラルピースプロジェクトに関わる障害のあるメンバー、そのご家族、そして株式会社トライフを愛してくれる国民の皆様、そして未来を生きる子供たちのために声を上げてみました。
当社の置かれたこの現状を知っていただき、心ある方は何卒ご支援をいただけましたら幸いです。
これからも株式会社トライフ(横浜市)をどうぞよろしくお願い申し上げます。
〈会社名で「トライフ」を名乗る企業の代表取締役の方、株主の方、社員の方、そのご家族・親戚の方、お子様、お客様、取引先様、それら全ての知人友人お友達、すべてのステークホルダーの皆様へ〉
私たちは2006年に自ら考え出したこの名前で仕事に励み、今後世界進出し、認知を上げ、世界中の方々と共に未来を作っていこうと考えています。それぞれの個性やクリエイティビティ、無形の知的財産をそれぞれ尊重し、企業倫理を守り、正々堂々とそれぞれのできることに挑戦し、社会の役に立っていく、家族にも子供や孫たち、その友達や子孫が知っても恥ずかしくない生き方、自らへの挑戦がそれぞれできましたらと存じます。
それが「TRY」という言葉には含まれているのです。
様々事情や背景、偶然やご言い分もあるかとは存じますが、インターネットで簡単に社名検索できるこの2000年代以降に、最初からこの社名を考え出して初めて登記し、多くの人の力を借り、汗と涙を流しながら頑張ってこの社名の知名度を上げてきた私たち、そして多くの関係者の夢として取り組んできた私たちとしては、このように考えてしまいます。
この狭い日本です。そしてこれから先も長いです。いつかはこれらのことがマスコミ等で明るみに出ることもあるかと存じます。株主様やステークホルダー様との関係、企業コンプライアンスやリスク、ご家族のことを鑑み、何卒ご理解とオリジナリティのある元の社名や新たな社名への変更、独自で考えたロゴマークへの変更をお願いできましたら幸いに存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【株式会社トライフに込めた意味 2006年】
2006年10月1日 「Try my Life!! Try your Life!! Try our life!!」
http://trife.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_aa06.html
【グッドデザイン賞 株式会社トライフ オーラルピース】
https://www.g-mark.org/award/describe/45840
【「トライフ」・「株式会社トライフ」の社名の著名性と時期の検証】
【オーラルピース ロゴマーク】
【オーラルピースのロゴと似たように見える他製品のロゴマークの例】