「アグロナチュラ」ブランド開発ストーリー

エディフィス&イエナ新店オープニング

先日、ベイクルーズの黒田さん、福田さんにご招待をされて、エディフィス&イエナ新宿店のオープニングパーティーにお呼ばれしてきました。とてもカッコイイお店で、お料理もおいしかったです。   黒田さんとの初めての出会いは2005年の秋のこと。   ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー15 そして1年が経とうとする今

アグロナチュラが初めて出荷されたのは、2005年11月9日です。 今やっと誕生後10ヶ月が過ぎようとしています。 無名で発売もしていなかった10ヶ月前とは全く状況が変わりました。 地道なプロモーション活動が実りはじめ、多くの方々のお力添えで、2006年4月ぐらいから売り上げが急拡大したのです。 ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー14 福祉とビジネスの融合のジレンマ

個人的に当初このアグロナチュラブランドの立ち上げのモチベーションになったのは、何とか得意なビジネス分野でハンディキャップのある人の雇用を生み出していくような営みを作れたら良いなということでした。 日本のヤマト福祉財団のスワンベーカリーや、化粧品ブランドとしては社会的な意義を前面に出していたボディショップなどのイメージです。 具体的に取り組んだことは、東京都で紹介してもらった東京コロニー印刷所に各印刷物を発注したり、その他販促に用いる小分けサンプルなどを福祉作業所に作成依頼する等のことでした。 東京コロニーhttp://www.tocolo.or.jp/ ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー13 チャネルマネジメント

アグロナチュラを新事業としてはじめた、イデアインターナショナル社本体は小売店に中国・台湾の工場で作った置時計やエスプレッソマシン等を、デザインをお洒落にカスタマイズして輸入、価格面での競争優位性を生かした卸販売を行う雑貨商社として成長してきました。 最近では、フランスのLEXONの日本販売代理店、旧タカラ子会社のプラスマイナスゼロの販売代理店等さまざまなブランドの販売代理業を行い、売り上げを拡大させております。 日本国内の取引先は2000店を超える雑貨店や家具店をはじめ文房具店、コンビニエンスストア、食品スーパーネット販売業者、テレビ通販業者、そして自社小売店舗というマルチな販売チャネルを持ち、約40名の社員のうち約半数が営業員の、販売・営業に非常に強い会社でプッシュ戦略に強みがあります。

アグロナチュラブランド開発ストーリー12 プロモーションについて

さて、どうやってこのブランドを多くの人に知ってもらい、買ってもらうのか? プロモーション戦略はどのようにしていくのかいろいろと考えてきました。 まず、このブランドの強みはその背景にあるストーリーの壮大さと、日本人向けにこだわった製品としての新規性、そして小規模で手作りで手間隙をかけて誠実にものづくりをしているというリアル性です。 そこで、徹底的にそれらの内容をオープンにすることで、競合ブランドとの差異化を図ることにしました。ものづくりへのディスクローズとトレーサビリティの最大露出をプロモーション戦略の核としたのです。 ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー11 たすけられて

ブランドの発表前、不安の入り混じる不思議な緊張感でした。 販売チャネルは、メインチャネルとしてライフスタイルを提案する高感度なライフスタイルショップとして、ブランドマネジメント上店舗リストおよび導入順序まで綿密な計画を持っていました。しかし、製品もまだ出来ていない状態。  

アグロナチュラブランド開発ストーリー10 問題発生!

この新事業の開発は平坦な道は少なく、あらゆる局面でさまざまな問題が起こりました。 特に大きかったのが、こだわった自然化粧品であるために起こる品質の不安定化です。 いくつかのお取引先が決まった10月に一部の製品がイタリアから届きました。 そのとき、特にこだわっていたハンドクリームが全部廃棄処分となったのです! ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー 9 価格の設定

少し順序が前後しましたが価格のお話です。 自然化粧品市場において後発参入であったアグロナチュラボディケア製品は、平行輸入品ではないオリジナル製品のため価格について自ら設定が可能でした。 原料調達、パッケージ購入、生産、ダンボール等の副資材、イタリアからの輸送、日本での保管等のコストも当然ありますが、それを踏まえた上で当ブランドとして本当に適切な価格をそれぞれのアイテムで入念に考えて決定していきました。 競合商品から競争優位性を得られる価格、消費者が当該アイテムとして受容できる価格、コストをカバーし利益を得られる価格、、それはいくらがもっとも適切なのか?? ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー 8 夜明け前

最終的な製品開発の工程は、製品の内容成分の精査とボディコピーの作成でした。 化粧品の説明には、薬事法に基づいた表記の制限があります。 化粧品は「何々に効く」といった具体的なことを書いてはいけません。 また、使ってはいけない成分などの制約等もあるのですが、まったくわからなかったので都庁の薬務課というところに何度も通い、教えてもらいながら成分チェックやコピーを仕上げていきました。 ...

アグロナチュラブランド開発ストーリー 7 化粧品の成分について

さてさて、2005年の初夏、製品のスペックを決める段階になってきました。 化粧品の製品開発には個別のアイテムのコンセプトを設定しながら、その内容成分を精査していくタスクが必要でした。 化粧品についてまったくの素人であったためその内容成分についての研究が必要で、いったいどんなものを体や顔に使っているのかはまったく未知の領域でした。 日本には多くの主張があり、化粧品成分についての本があり、またネット上にも関連情報がたくさんあります。 ...

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