アグロナチュラブランド開発ストーリー 6 ブランド・サブブランドの設定
当初ブランド名を決めるときは少々悩みました。 何という名前でも別によく、ゼロからブランド名を決めて良いので、無限の選択肢があります。 化粧品に「アグロ」という言葉の響きもどうかな~?と思っていたのでもっと洗練されたエレガントな名前にすることも出来ましたし、商品カテゴリーごとにブランドを分ける、香り等のシリーズごとにブランドを分ける、、、、無限です。 AGRONATURAはビオリーブスと関係のある、地元にあるいくつかの農業団体のうちの一つの名前です。 ...
アグロナチュラブランド開発ストーリー 5 デザインとデザイナー
洗練されたパッケージで自然派ラグジュアリーブランドを作るためには、そのデザインはとても重要なことでした。 そこで社内のデザイナーであり、以前から小物家具等のプロデュースで一緒に仕事をしていた得能正人(トクノマサト)さんにパッケージからグラフィック等全般のデザインをお願いしました。 よくアグロナチュラはイタリアでデザインしていると思われますが、実は日本人がデザインしていたのです。 彼はもともと広告代理店にてグラフィックデザインを中心にやってきましたが、最近はプロダクトデザインでも良いものを出していたりとマルチタイプのデザイナーに進化しています。 ...
アグロナチュラブランド開発ストーリー 4 マーケティング着手
当初取り組もうと思ったカテゴリーは、ボディケア製品です。 シャンプーやボディシャンプー、ハンドクリームといった、顔に用いない体用の化粧品類から参入を考えました。 それは、外部環境・内部環境を把握、SWOT等を考慮し、今の現状の会社として取り組むべきドメイン(事業領域)を明らかにしていった過程で決めていきました。 外部の市場環境は、米国の新たな動きであるLOHASという言葉も出てきて、今までの健康志向にプラスして、環境志向やより洗練された形での自然に近い商品や営み、ヨガ等のスポーツが注目されてきているときでした。雑誌も、ソトコトやエココロ、マイロハス、KU:NEL、天然生活、リンカランなど自然系のものも多数出ていました。そして、多数の自然派ボディケアブランドも日本に定着し始めてきたところでした。これらの機会と脅威がありました。 ...
アグロナチュラブランド開発ストーリー 3 化粧品への取り組み
洗剤の発注を終えたあとに取り掛かったのは、化粧品を扱うための条件を満たすことでした。 化粧品の輸入販売には、薬剤師さんなどの技術者や保管倉庫等が必要となります。 雑貨メーカーであるイデアインターナショナルには倉庫はありますが、薬剤師さん等は働いていなかったので、化粧品業を行える資格がありません。 当初会社では、他の化粧品業を行っている会社と提携してやるか、当初ビジネスとして成功するかしないかわからない未知の事業に、専門の人材を雇用するという点での不安等があり、どうしようか~~という感じでした。 ...
アグロナチュラブランド開発ストーリー 2 とりあえず洗剤
はじめにイデアインターナショナル社で取り組もうと決まっていたのは、洗剤です。 ビオリーブス社から紹介された洗剤には、既製品として食器用と住居用がありました。 化粧品を取り扱うには化粧品製造販売業者の登録が必要ですが、洗剤については免許も不要で、今までの雑貨ルートの小売店に販売することが可能です。 そして、2005年の1月14日から、市場や洗剤の界面活性剤の勉強、生分解性について、環境汚染の歴史や洗剤の競合調査などを開始しました。 ...
【アグロナチュラ/AGRONATURA】ブランド開発ストーリー1出会い
かつて僕はイデアで家具や雑貨のマーケティングの業務をしている時に、どうしても世界の先端のインテリアショーの現場であるミラノサローネに一度行ってみたいと思っていました。 会社での出張がどうしても許可が出ず、休みを取って会社の出張者にくっついて行きました。 3年前の春です。 はじめて行った西洋の街並みやイタリアの暮らしは今までになかった、憧れを感じさせるものでした。 ...
これがスタートだったのです。
(前回の続き~) 2005年正月のルノワールにて それはこう考えたのです。 「世界的にも品質の高い有機栽培原料を使って、 ...
はじめまして
今日からブログを始める事になりました。 ここでは、アグロナチュラのことや、アグロナチュラを通して実現していきたいこと、その他を紹介していければと思います。 先ずはじめに自己紹介という感じで、、 2004年、年末の話。 ...