昨年秋の出張に引き続き、今年もShe with Shaplaneer(シー ウィズ シャプラニール)のブランド立ち上げプロジェクトとして、ネパールとバングラデシュの生産現場に明日から2週間ほど出向くことになりました。
首都から飛行機で2時間半、さらにジープで8時間などという本当の僻地で、事情により貧困状態にある母親たちが子供のため、生きていくために、ものづくりに挑戦しています。
昨年そのような現地に赴きあらゆる意味で衝撃を受けましたが、今年までの間に日本でも東北の大震災という大きな出来事がありました。
あの出来事は大変大きな出来事で、僕だけでなくたくさんの人が、それ以前とそれ以降では価値観や考え方、生き方や何もかもを大きく変えたと思います。
3月11日当日は渋谷から5時間かけて歩いて帰り数日間はテレビにくぎ付けに。5月に自分たちとしても何かできないかと陸前高田市に入り、その事態の深刻さを肌で感じました。
そして今、陸前高田市の障がい者施設「きらり」で作られる梅干し「陸前高田 冰上 福幸梅」の企画と販売をセルザチャレンジのメンバーとともに行っています。
震災後の現地は復興は進んでいますが、すべては解決しているわけではありません。
ある場所で大災害が起きれば多くのひとの注目が集まりますが、今まで問題を抱えていた場所がよくなるというわけではありません。さらに事態が深刻化するということもあります。
今回は、そんな大震災を経た後の2回目の現地出張となります。
少しでもお役にたてるように、ベストを尽くしていきたいと思います。
そして帰国後、世界中の災害や戦争、様々な事由による貧困や差別などの状況に困窮している人を救えるような、またそのことでビジネスとして成り立っていくような事業を本格的に開始することにしました。
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