会社を経営されていたり、自社の商品・サービスやブランドを展開されていたりする人が気になるのは、売上と「うちの商品・サービス、実際ウケはどうなのよ?」って事であると思います。
 
 
それは、メーカーや金融業であればお店等で売っている製品・商品、小売店や飲食店やサービス業ならばそのお店のこと、作家の方なら本の題名、音楽関係やエンターテイメント関係であればその商品名と、色々な人たちがその売れ行きと評判を気にしていると思います。
 
   
よく、調査会社やコンサルティング会社に依頼して、お客様の声の調査などすることも多いと思いますが、手間とお金がかかりますし、日々のプロモーションごとの結果など毎日刻々と変化する定性的な状況はなかなか汲み取れないですね。
  
  
それと、自分自身アンケート調査の対象となって調査票に記入してくれといわれた時、ちゃんと書きました??ということもあるし。
 
 
評価投稿サイトは、同業者の書き込み!?と思うプロモーショナルな内容やランキング、また攻撃的内容もあり。
 
  
  
確かな消費者の本音ってなかなか聞けないものです。
 
 
また良いことは書かれますが、その商品やサービスによっていやな気分になった時はなかなかご指摘いただくことって少ない。
 
その結果、ファンの方は離れて売上は下降していくわけですが、そうなってしまう前に気づいていない良くない点も把握して、打つべき手を打ち善処することで避けれれればと思います。

なかなか良くないことの本音を聞きだすのは難しいですが、逆に自分たちの商品やサービスについてどんな点を良いと思ってもらえているのかをたくさん知ることで、どんどん良いところを伸ばしていくことは比較的実践しやすいことです。
 

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・・・・と前置きが長くなりましたが、日々忙しい中で自社の商品・サービスについての簡単な調査方法について。
 

私が毎日行っているネットでのチェックをご紹介しておきます。

 
 
1.人気や世の中での評判の大小を把握する

グーグルYAHOOで会社名や商品名、ブランド名を検索して、そのヒット件数をチェックする。
  
グーグルブログ検索Gooのブログ検索、MIXIの日記検索で、自分の商品等について書かれたブログ・日記を検索、そのヒット数をチェックする。
  
③MIXIの自社ブランドなどのコミュニティの人数をチェックする。

④ホームページのアクセス数とその推移をチェックする。
 
 
これらによって、その商品・サービスは人に感動を与えているのか?、ニュースになっているのか?、世の中で認知されているのか?、愛されているのか?、必要とされてるのか?、噂になっているのか?、存在意義はあるのか?・・・といったことがざっくり分かると思います。

競合商品やサービスとも比較して世の中への影響力を調べてみましょう。
 
増えているか、減っているのかを、日々行ったプロモーションの効果も考えながら件数の変化を追ってみます。

 
  
2.どんなことがどんな人に喜ばれているのか知る

①自社ホームページ等に寄せられたメッセージを熟読しお褒めいただいている(またお叱りをいただいている)点を把握、また年齢・地域などの属性を把握する。
 
②先ほどの1.で検索してヒットした内容を読み、商品・サービスについて良いとしている点、また書き手の年齢・地域などの属性を把握する。
  
③ホームページのアクセス解析等で、見に来た人の所在地、見に来た時間等をチェックして、どんな人か想像する。

また、「なかのひと」を使ってどんな会社で働いている人か把握する。この調査ツール、簡単に設定できますし面白いですよ。お薦めです。

 
という感じです。
  
 
 
どんな人が、会社や商品やサービスのことをブログ等に書いているのか面白い。たぶん自分も気づかなかったよい点など、色々なことが書かれていると思います。
 
 
そして、喜んでもらっている自社商品・サービスの良いところをどんどん伸ばして、さらに良くしていく方向性を確認する。
 
 
 
  
以上を朝の10間位で毎日する感じです。
 
 
 
簡単にできるインターネットでのことですので、名前を出さずに商売している場合や、完全にBtoBで名前が出ない場合、また商品・サービスのターゲットがインターネットを利用しない人たちであれば消費者の声等は参考になりませんが、まあ、ざっくりと。

 

 
 
お客さまの声の中にビジネスのヒントはある。
 
 
その声に耳を傾けてみることは意外と簡単にできます。
 
 
 

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