近年多くの食品や雑貨、洋服、化粧品などで、自然素材をもちいたものが市場で求められる様になってきました。
 
自然素材であることやオーガニックであることは商品スペック上、特別なものではなくなりつつあります。
 
 
 
しかし、世の中全体におけるナチュラル・オーガニックをウリにした製品販売シェアは依然低い状態です。
 
 
その大きな理由は、限られた流通により買い求めにくい、また価格の高さの背景にあるその製品の良さがうまく消費者に伝わっていない、という現状があります。
 

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売れる仕組み作りという考え方では、その他の製品との違いはありませんが、これからの時代にナチュラル・オーガニック製品を市場に拡販していくポイントは、以下の2点に尽きるでしょう。
 

①販売チャネルを計画を持って考え、様々なチャネルを組み立てて流通させていくこと
 
②製品作りの背景を消費者に伝えていくこと
 
 

①のチャネルの組み方については、卸の場合は流通上のパートナーとともに商品を消費者に届けるという点で、建値の設定や販路の限定等も含めた施策、独自のチャネルでの展開の場合は店舗の立地やネットショップの場合は集客とリテンションの促進、アップセル・クロスセルなどの施策が必要となってきます。

 

②の情報の伝え方には展示会や販促物、広告、パブリシティ、ホームページ、ブログ、SNS等いろいろな方法があり、それが相互作用してよい方向に向かうように緻密な計画とマネジメントが結果を左右します。

 
そして、様々なメディアが進化している現在において、そのやり方は日々刻々と変化していきますので、様々な最新情報を得、外部の専門家と相談しながら施策を考えていくことが重要。
 
 
同じような製品が競合としてひしめく中で、一歩抜け出すのに必要な取り組みに着手する必要があります。

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