先日ブックオフの100円コーナーでなんとなく手に取ったこの本。
建築家の宮脇檀さんの著書です。
昔建築関連の仕事を少しやっていたときに、作品写真などは見た記憶がありました。
人気建築家という超多忙な日々の中で、仕事と家事を両立し、娘さんを男手一つで育てるという暮らしの中から書かれたエッセーです。
もともとは、婦人画法社の雑誌「モダンリビング」連載していた記事の編集とのことで、暮らしに関わること、住宅に関わること、家族に関わることがつづられています。
久々に良い本に出会いました。
娘さんが子供で二人暮らしの頃から、就職し、お嫁に行って男の一人住まいになった時までの生活が面白おかしく書かれ、男の仕事や家事、料理、育児についてなどなど、具体的な話でとても共感を覚えました。
(しかし、宮脇さんはその3年後に癌で亡くなってしまったことを後で知りました。。)
何気ない日々の暮らしが一番大切で、幸せなんだろうな~
これを読んで料理に目覚めてしまいしました!(笑)
この本ちょっといいですよ。
特に飲み会や会社関係の時間の長いお父さんたち。
(僕も以前まではあまり家にいませんでしたが。。)
「父たちよ家に帰れ」、お薦めです。