先日、ハウスメーカーの大和ハウス工業株式会社様向けに、「ドラッカー入門講座」という講演をさせていただきました。
自分がドラッカーを知ったのは15年ほど前の20代、中小企業診断士の勉強を始めて「経営基本管理」の科目を習ったときです。
自分の強みは何か?、自分の使命は何か?などなど
その考え方や示唆にとんだメッセージは、自分のビジネスや生き方を変える大きな教えであったと思います。
ドラッカーは、1909年に裕福なウィーンのドイツ系ユダヤ人家庭に生まれます。その後働きながらフランクフルト大学で博士号をとり、新聞記者になりました。ある記事がナチスの怒りを買い、イギリス・アメリカへと逃れます。
転機がきたのは2冊の本を出版した36歳の大学教授時代に、その当時世界最大の自動車メーカーであったGM社の企業研究を依頼されたことでした。その後企業経営についての本の執筆を重ね、1974年の64歳のときに自らの集大成として「マネジメント」を出版。
2005年に95歳でなくなるまでたくさんの本を執筆し続けました。
そして、今年も「もしドラ」が150万部のヒットとのこと。すごいですね。
ドラッカーの説いたマネジメントの役割とは
①自らの組織に特有の使命を果たす
②仕事を通じて働く人達を活かす
③社会の問題に貢献する
ということです。
つまり、成果をあげ、人を活かし、社会に貢献すること。
そして、企業の目的として「顧客の創造」と説きましたが、そのためには、
①マーケティング(売れる仕組みづくり)
②イノベーション(業界や市場全体にもたらす変革)
が必要といいました。
まさに、30年以上経った今も変わらない普遍的な真理と思います。
以上の詳細な説明や、具体的にマネジメントの役割、マーケティングやイノベーションとはどうして行っていくのか?自社や自らの組織内でドラッカー理論を実践していくにはどうするのか?
もしご興味のある方は、「ドラッカー入門講座」をセミナーメニューに加えましたので、ぜひお声掛けいただけましたらと思います。
http://koushi.com/product_info.php/products_id/495
ドラッカーは奥深く、事業経営や生き方には本当に役に立つ理論が多く、勉強になると思います。