サイゾーウーマンに「オーガニックコスメ、独り勝ちの理由」
前編:「オーガニックコスメ市場の"勝ち組"から見る、現代コスメのニーズ」
後編:「日本の大手メーカーも展開を始めたオーガニック市場、その切り札とは」
の記事が掲載されました。
http://www.cyzowoman.com/2011/08/post_3743.html
http://www.cyzowoman.com/2011/08/post_3825.html
ご興味のある方はぜひご覧ください。
(補足)
現状では、農業大国であるヨーロッパの有機農産物振興のためのオーガニック化粧品認証制度の枠組みでは、日本の植物原料は生産量的に国際的な価格競争力は低いといえます。
国産オーガニックコスメとしても、ヨーロッパの認証を取る場合は結局ヨーロッパ産原料を使わざるをえないという欧米の戦略にはまり、海外原料の日本ブレンド製品となってしまう傾向があります。
また植物原料を主体としたブランドの場合、やはり主流は海外植物原料であり、国産植物原料はほんの少しのキー成分としての使用に留まり、キャリアオイルや精油など輸入植物原料に依存しています。
日本の農業や化粧品原料、化粧品メーカーの国際競争力の維持、国力の増加には、海外輸入品に対峙する真の意味での原料からの国産比率を高めた、世界に通用するジャパニーズ・オーガニックコスメブランドの登場が望まれています。