珍しいコーヒーをユージィビーの桜庭さんにいただきました。

これは、ブラジルはパラナ州の有機栽培コーヒー農場でバイオダイナミック農法にて栽培されているもので、同農法の認証機関であるDEMETERのマーク付です。

60年以上前からあったコーヒー農場ですが、1998年に大霜害で農園が全滅状態になったことがきっかけで、今までの木を全部抜いて土壌を変え、有機栽培・バイオダイナミック農法に転向したそうです。

20haの小さな農場で、全て手作業で生産されているとのこと。

牛の角を使った堆肥作りからやってます。このものづくりに関するストーリーがいいですよね。
http://blog.livedoor.jp/cpiblog00494/archives/cat_929741.html

そういえば、以前ブラジルに強い憧れがあって移住を本気で考えていました。

20代後半の転職の合間に、数ヶ月間ブラジルを旅行したことがあります。

2週間かけてのアマゾン河下り、船の周りに寄ってくるピンクの河イルカ、何日間ももかかるバスの旅、サルバドールで参加させてもらったカーニバルのブロック、ボートで行ったイグアスの滝の下、ダラ~っと過ごしたコパカパーナのビーチ、お世話になったたくさんのアミーゴたち、、良かったな~

インディオ文化のアマゾンから河を船で下って、アフリカ文化の強いサルバドール、そして日系人の多いサンパウロ、壮大な滝のイグアス、ビーチの綺麗なリオデジャネイロ等、雄大なその土地で、たくさんの温かい人、明るく陽気な力強さに出会い、すばらしい体験が出来ました。

帰国後、サンパウロの日本商工会議所に雇ってくれと履歴書を送ったりしてましたね(笑)。

しかし今回、コーヒーを淹れながらブラジル再訪計画を立てることを決心しましたよ。

夢は実現させねば!

まあそんな話はいいとして。

飲んでみた感想。

はじめに感じるのが濃厚さ。濃いってことですね。
これは、バイオダイナミック農法のハーブティーも同じですが、農薬栽培や普通の有機栽培ものより何か濃縮された感じになるような特徴を感じます。

味は、複雑なうまみというのでしょうか。美味しいです。
際立った酸味や苦味というのはなく、奥行きのある感じ。

有機栽培って農薬を煎じて飲まないで済むという安全性ということもありますが、とにかく素直に美味しいという点が重要。

パッケージもかっこいい。

ブラジルのバイオダイナミックコーヒー。

コレはお薦め。
http://www.ciaorganica.biz/index.php?main_page=index

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