1972年よりバングラディシュで活動するNGOの方からご連絡をいただきました。
  
現地で経済的に困っている人々のために、ブランド立ち上げやマーケティングについて手を貸していただけないかとのことです。
  
以前辺見庸氏の「もの食う人々」でダッカの貧困について読んだことはありましたが、最近はH&MのTシャツなどもバングラディシュ製も多いように経済発展し、またグラミン銀行の活躍などで貧困状態からは脱しつつあるのかなと思っていました。
  
20代のはじめの頃は本気で海外青年協力隊に入ろうとしていたこともあり、アジアの貧困諸国での活動には興味がありましたが、今はブームのように海外支援のフェアトレード団体もたくさんあるし、自分は障害者の自立支援活動にフォーカスしているので、突然のオファーに当初はピンと来ませんでした。
 
実際にお話を伺ったところ、今回のプロジェクトは経済格差の広がる最貧国の中で日々の食べ物もままならない最下層の女性や、貧困のためにセックスワークをせざるを得なかった女性を救うプロジェクトとのこと。
    
いろいろなことを伺い、また40年にわたり地道な活動を行うNGOの真摯なご担当者の方々とお話しするうちに、自分の力になれることはやらせていただきたいと思いました。
   
多くの方に支えられてこのプロジェクトを進めています。
  
本当に感謝申し上げます。
    
自分にとっては初めてのフェアトレードプロジェクトとして、セルザチャレンジにとっては初の海外事例として秋に現地に連れて行っていただくことになりました。

 

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