障がいのある方の雇用創出をテーマに、福祉とビジネスの融合を地道に実践されている福井さんのプロジェクトのご紹介です。
すばらしい製品が出来上がりました。
オニオンキャラメリゼ
http://www.cafesante.jp/onion/
昨年までは、大阪中心部にてお弁当の宅配事業をされていましたが、拡大発展する形で、このたびは兵庫県の三田市に新たな厨房施設を借り、地域の障がいのある方も採用し、新規事業を開始されました。
以前の「贅沢野菜のバランスランチ」事業
http://www.cafesante.jp/
昨年の夏、厨房設備が入る前の現地に連れて行っていただきましたが、とてもすばらしい環境のところです。
以前の毎日のお弁当事業では、生産活動の安定化、需給の安定化といった課題があり、このたびはそれらの課題を解決するレトルト食品への進出です。
レトルトなので、新鮮な状態で作り置きができ、広域流通、通販・全国での店頭販売などもも可能となります。
また作る人のペースに合わせての生産も可能となります。
第一弾は、有機栽培のたまねぎをあめ色になるまでじっくり時間をかけて炒めあげた、毎日のお料理の下味として使える魔法の調味料。
時間と手間がかかる根気のいる作業を厨房で行い、添加物も保存料も一切加えない新鮮な状態でレトルト化、家庭のキッチンまで愛情とおいしさが保たれた状態で届きます。
おいしいお料理の隠し味に、野菜不足に素敵な製品です。
1パック80gで250円、限定のギフトボックスは150gビンとレシピブック付で1,000円と非常にリーズナブルな価格です。
この豊かな日本で、補助を除けば年収が1万円にも満たない人たちがいます。親がいなくなれば自立生活は難しい状態となります。
このプロジェクトで、地元での雇用が生まれ、自分の得意なこと・ペースで仕事が出来、そして皆に喜ばれる、そんなことが実現できています。
福井さんには3年前、自分の永遠のテーマである障がい者の雇用創出とビジネスを融合させる取り組みにシフトすべく、自己営利追求の会社から独立した、まさにそのときに時にお声をかけていただきました。
自分も親として将来への不安と対峙する中で、出来る限りお手伝いさせていただければと考えています。また、自分も頑張らなくてはと思います。
この素敵な製品、ぜひ一度お試しください!
以下ご紹介です。
●「オニオン・キャラメリゼ」とは
カレー、ハンバーグ、グラタン、肉じゃが、親子丼・・・いろんなお料理の隠し味に使えて調理が簡単になる、その名のとおり、玉葱を飴色(あめいろ)になるまでじっくり炒めた魔法のような調味料です。まわりの方への小さな贈り物としてご愛用いただけたらうれしいな~と思っています。
●土づくりからこだわる有機農家さんが育てた玉葱がたっぷり
太陽と大地の恵みをいっぱいに受けて育った玉葱は味が濃くて甘いです。形も大きかったり小さかったりいろいろ、まさに自然の恵みそのものです。土づくりからまじめに育てられた玉葱だから、調味料にもこだわって国産の菜種油と国産の塩だけを使ってじっくり丁寧に炒めました。添加物や保存料など余計なものは一切入っていません。1瓶に玉葱約3個が入っています。野菜不足の解消に、玉葱の自然の甘みをお料理にお使いください。
●障がいのある人の自立支援のために生まれた秘密のお話し
「オニオン・キャラメリゼ」が完成するまでとても手間ひまがかかっています。衛生環境の整ったキッチンで玉葱を飴色になるまで根気のいる作業を担当するのはきっちりした仕事が得意な人が多い発達障がいのある人たちです。実はこの商品は就労や社会参加が難しい彼らの自立支援のために生まれました。彼らにより作られた商品の売上は直接彼らの賃金へと還元され、自立に役立つ仕組みです。すぐそばにいる障害のある人の自立を支えることができる、みんなができること少しづつ、を形にした商品です。
●売上1個に玉葱の苗1本が福祉施設の畑に寄付されます
「オニオン・キャラメリゼ」のギフトボックス1個が売れるごとに玉葱の苗1本が福祉事業所の畑に植えられます。植えられた苗がまた新しい玉葱となり季節をめぐります。お客さまのあたたかいお気持ちからスタートするやさしいサイクルがはじまります。
「オニオン・キャラメリゼ」のこと少しでも多くの方に知っていただきたいから、小さな贈り物として人の手を介して広がったらと願います。身近なお料理好きの方への贈り物としてご愛用ください。どうぞ宜しくお願いします。