企業や法人が経営戦略を考える時に、内部・外部分析やSWOT分析などを行い、商機のある事業への進出を検討することは初歩的であり、最も重要な部分となる。
これらは特別な経営手法でもなんでもなく、自らの得意なことを再確認し、追求して他に勝ることをしていくという本能的、直感的な判断も多いと思う。
そして、そのアウトプットは多種多様となり、どのようなビジネス形態や事業、モノやサービスと形を変えても、自らを表現しアウトプットして対価を得ていく事業としては無限の選択肢が存在する。
しかしその、一歩の踏み出し方に迷う人が多い気がする。
その場合は、個人に置き換えてみると以外と簡単となる。
自分の得意なことや個性をアウトプットしていくやり方は何なのか?
法人の場合はそのアウトプットの方法が事業であり、事業とは自らを表現し対価を得る一つの手段・媒体に過ぎない。
その媒体は、プロダクトやサービス、コンテンツなど様々である。
そして、それらの媒体を用いつつ、自らの価値をより大きくするために、露出の量や方法を考えていくのがブランディング。
大きな法人も、中小企業も、個人事業主も手法はほとんど変わらない普遍的な、とてもシンプルなこの戦略策定プロセスを定期的に考えてみることが重要であると思う。
これは個人の生き方も同じ。
最悪、全てがなくなっても自力でどうやって食べていくのかということ。
自らの得意なことを知ることと、それをどうアウトプットしていくか。
ものごとの本質を追求していけば非常にシンプルな課題と思う。
自身も定期的に考える時間を持っていきたいです。