5月2日は忌野清志郎さんの命日だそうです。
中学生の時にRCサクセションを好きになって、そんな風になりたいと憧れて高校生からバンドを組んで。
でもRCを解散してからはほとんど聴かなくなって、音楽も諦めて普通の就職をしました。
働いて10年ぐらいして、ひょんなことからものを作る仕事となり。
初めて自分のブランドをつくった2005年に、キヨシローさんの事務所を調べて送ってみました。
何度も便箋に万年筆で書きなおした長い手紙を、あのイタリアのオーガニックシャンプーを入れた段ボールにいれて。
「忌野清志郎様 はじめまして 手島大輔と申します。昔にデモテープを送ろうとして自信がなくて送れませんでしたが、大人になって音楽ではないですが自信のあるものがやっとできたので、清志郎さんにぜひ使っていただきたく不躾ながらお送りさせていただきました。僕は・・・・・・」
返信ないな~(あるわけないか)なんて思ってましたら、その時は入院されていたようです。
今でもその時のことを思い出して、「きっと使ってもらっただろう」と勝手に思ったりしてます。
音楽じゃないけどすごいことをして、いつか会いたいと思っていましたが間に合いませんでした。
新しいことを始める時、事業の立上げの時、自信がなくなった時、不安な時、いつもこの曲を帰り道で聴いて帰ります。
これはRCが独立した時に出した曲。
フォークトリオでのデビューから「10年ゴム消し」の不遇時代を経てやっと日の目を見たRC。不遇時代にコツコツと努力して書き溜めた曲でヒットを力づくで手に入れた。
あの売れない時代があったからこそと思う。
今はとても不安な時。たくさんの人に助けてもらって何とか成り立っている状態です。
今日も大切な休日なのに友達に力をかしてしてもらった。
お世話になった人に大きな恩返しは出来るのかな。
必ずしないと、しかも早く。遅くならないように。
それにあの世でキヨシローに「キミも良くやったじゃないか」とも言われたい。
実現したいすごく大きな夢がある。
時間がない。
さてどうする。
そのためには目の前のことをやるしかないのだ。
「すべてはALRIGHIT」