最終的な製品開発の工程は、製品の内容成分の精査とボディコピーの作成でした。
化粧品の説明には、薬事法に基づいた表記の制限があります。
化粧品は「何々に効く」といった具体的なことを書いてはいけません。
また、使ってはいけない成分などの制約等もあるのですが、まったくわからなかったので都庁の薬務課というところに何度も通い、教えてもらいながら成分チェックやコピーを仕上げていきました。
セルフ販売を志向していたボディケア製品ですので、多くのこだわりを店頭にて伝わればと考えた、テンコ盛りのボディコピーになってしまいました。
情報量が多すぎて小さい文字で読めない!
これは、不安と自信のなさの現われです(笑)。
薬事法に準拠した化粧品コピーは、おかげさまでだんだん進化してきて今では結構うまく作れるようになりました。
これは手に職みたいな感じですね。
今後は認知も上がったので、思い切ってりシンプルにしていこうと思っています。
8月になってやっと日本側の一通りの作業が終わりました。
化粧品業者の免許も取得でき、最終的なボトルラベル、コピーのデータも完了、そこから現地での生産にかかって、9月末にジェノバの港を出ることに。
発売前は自信と不安が入り混じる不思議な気分でした。
がんばって作ったけど果たして多くの人に支持されるのか、まったく売れずすぐ終わるのか、、
イタリアでは本格的な生産に入り、工房は忙しい日々が始まりました。