洗剤の発注を終えたあとに取り掛かったのは、化粧品を扱うための条件を満たすことでした。

化粧品の輸入販売には、薬剤師さんなどの技術者や保管倉庫等が必要となります。

雑貨メーカーであるイデアインターナショナルには倉庫はありますが、薬剤師さん等は働いていなかったので、化粧品業を行える資格がありません。

当初会社では、他の化粧品業を行っている会社と提携してやるか、当初ビジネスとして成功するかしないかわからない未知の事業に、専門の人材を雇用するという点での不安等があり、どうしようか~~という感じでした。

何かいい手はないかなと、都庁の化粧品業者登録の窓口に電話してみましたところ、薬剤師ではなくても、大学等で化学の専攻をしていた人や、化粧品会社で開発の仕事を一定期間していた人は、化粧品の薬事法上の会社の化粧品取り扱い責任者となり、会社も化粧品取り扱い業者となれることがわかりました。

そして、とても幸運なことに会社の営業部に大学時代に化学専攻であった営業を担当している人がいたのです。

何も無いベンチャー企業にとって非常に幸運なことでした。

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